コンテンツにスキップする

米国株は「前途多難」、企業利益見通しがさらに悪化の恐れ-UBS

  • 企業利益見通しの悪化は米国株にとって最大の脅威-UBS
  • 利益の伸びがマイナスの企業の数は年初から2倍余りに増加-UBS
Dow Jones Industrial Average Dives Sharply Downward
Photographer: Spencer Platt/Getty Images North America
Dow Jones Industrial Average Dives Sharply Downward
Photographer: Spencer Platt/Getty Images North America

米国株は決算シーズンの真っ只中に最高値を更新した。だが、すべてが順調かと問われれば、UBSグループのストラテジストらの答えはノーだ。

  企業利益の見通しは今後さらに悪化する可能性が高く、米国株にとって最大の脅威になると、フランソワ・トラハン氏率いるストラテジストらがリポートで指摘。UBSは12カ月の予想増益率が今後数カ月内にマイナスになるとの見通しを示している。

  ストラテジストらはリポートで、「S&P500種株価指数構成企業の利益の健全性を評価する方法はたくさんあるが、現段階ではどう切り取ってもトレンドは減速だ」と指摘。リポートの題名は「歴史が完璧な指針なら株式相場は前途多難」。

  企業利益に対するUBSの弱気な見方は、経済指標と利益の伸びが金利サイクルに追随する傾向があるというパターンに基づいている。米金融当局は現在緩和モードにあるが、昨年はそうではなく、企業は過去の米利上げの影響をまだ十分に実感していない。UBSの推定では、景気は利上げサイクル終了から2年後の2020年11月に底を打つ見通しで、この時間軸に基づくと企業利益が回復するのは来年4-6月(第2四半期)より後となる。

relates to 米国株は「前途多難」、企業利益見通しがさらに悪化の恐れ-UBS

  UBSによると、1株利益の伸び率がマイナスの企業の数は、年初の68から2倍余りの160となっている。

relates to 米国株は「前途多難」、企業利益見通しがさらに悪化の恐れ-UBS

原題:
UBS’s Trahan Sees ‘World of Trouble’ for Stocks on Earnings(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE