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大和証G:7-9月純利益は2.5%減、市場低迷でリテール不振

更新日時
  • リテール不振は市場要因に加えて構造的要因もあり事業転換図る
  • 債券引き受けやM&A業務などのホールセール部門は堅調

大和証券グループ本社が30日発表した2019年7-9月期(第2四半期)連結純利益は前年同期比2.5%減の173億円だった。ホールセール部門は堅調だったが、リテール部門が不振だった。6四半期連続で前年同期比で減益となった。

7-9月期の主な収益(増減は前年同期との比較)
  • 営業収益 : 7.5%減の1597億円
    • 委託手数料        14%減の127億円
    • 引き受け・売り出し手数料 35%増の 84億円
    • 募集・売り出し手数料   23%減の 57億円
    • トレーディング損益    16%減の226億円

  同日会見した佐藤英二最高財務責任者(CFO)は、8月の世界的な株価下落で投資家心理が冷え込んだとして「リテール不振は市場要因が大きい」と説明したほか、「当社の構造的な要因もあると思う」と述べた。

  リテール事業については「従来型のブローカレッジ中心のビジネスモデルから資産管理型のフィービジネス(手数料業務)への転換とソリューション事業拡大に取り組んでおり、それを一層加速させる」という。

  一方、債券引き受け案件の増加や国内企業と海外企業による合併・買収(M&A)案件を積み上げたことなどでホールセール部門は堅調だった。

セグメント別の純営業収益(増減は前年同期との比較)
  • リテール部門          14%減の408億円
  • ホールセール部門       1.2%増の399億円 
  • アセット・マネジメント部門  3.8%減の116億円
(記者会見の内容を追加するなどして記事を更新します)
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