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【NY外為】カナダ・ドル下落、中銀の政策決定控え-円は小高い

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29日のニューヨーク外国為替市場では、カナダ・ドルが主要10通貨で下落率トップ。カナダ銀行(中央銀行)の政策決定を30日に控え、米ドルが買い戻された。一方、ポンドはほぼ変わらず。英議会は12月12日の早期総選挙実施を承認した。

  • カナダ中銀は金利を据え置く見通し。一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)は同じく30日に利下げを決定すると予想されている
  • 加ドルは5営業日ぶりの下落。ただし年初来では対米ドルで4.2%高と、主要10通貨でなお上昇率トップ
  • ウェルズ・ファーゴのブレンダン・マケナ氏:
    • 「特にFOMCがあす利下げを実施した場合、カナダ中銀はややハト派に転じ始めるとの観測がある」
    • 「FOMCが既に行動したこと、および追加利下げの可能性が高いことを踏まえれば、加中銀は利下げを示唆する可能性がある。FOMCが一段と積極的な緩和に踏み切れば、加中銀も緩和政策を実施するという傾向が強い」
  • ポンドは日中を通して一進一退の展開。英総選挙はEUを離脱するかどうかを問う、事実上の国民投票となる。離脱撤回を主張する党から合意なき離脱を強行しようとする党の間で、有権者が選択を表明する最後のチャンスになる公算が大きい
    • これより先、ジョンソン首相は12月9-12日のいずれかの日程に前倒し総選挙を実施することで、最大野党・労働党のコービン党首の支持を得ていた
  • 中銀の政策決定を前に、大半の主要通貨は相対的に小幅な動き。オーストラリア・ドルは主要10通貨すべてに対して上昇
  • ブルームバーグ・ドル・スポット指数はほぼ変わらず。米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.83%
  • ニューヨーク時間午後4時31分現在、ドルは対ユーロで0.1%安の1ユーロ=1.1112ドル。対円では0.1%下げて1ドル=108円85銭
  • 加ドルは対米ドルで0.2%安。ポンドは対ドルでほぼ変わらず
Currency drops as traders less bullish ahead of BOC decision

原題:Canadian Dollar Slumps Before Central Bank Meeting: Inside G-10(抜粋)

(相場を更新し、市場関係者のコメントなど新たな情報を追加します)
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