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米製造業の衰退が一段と顕著に、経済に占める比率は過去72年で最小

  • 第2四半期GDPに占める製造業の割合、11%に縮小
  • トランプ氏の勝利支えた州、製造業の雇用失う-米中貿易戦争などで

トランプ米大統領が製造業復興を訴え選挙選を繰り広げてから3年が過ぎた今、現実はその逆となりつつある。

  米商務省が29日発表した報告書によると、第2四半期の国内総生産(GDP)に占める製造業の比率は11%と、1947年の記録までのさかのぼり最小だった。前四半期は11.1%。2005年より前のデータについては通年のみとなっている。

  産業別に見ると不動産は13.4%、専門・ビジネスサービスは12.8%、政府機関が12.3%だった。

  製造業は1960年代にGDPの約4分の1を担う米国経済の主力だったが、その存在感は着実に薄れてきた。トランプ氏は製造業の雇用を米国に戻し、工場労働者に「勝利」をもたらすと約束してきた。

  トランプ氏が大統領に就任して以来、製造業の労働者は全体で約50万人増加した。その一方で、ペンシルベニアやウィスコンシンなど16年にトランプ氏の大統領選勝利を支えた州は今や、絶え間なく続く米中貿易戦争や世界的な景気減速の影響で製造業の雇用を失っている。

原題:
Manufacturing Is Now Smallest Share of U.S. Economy in 72 Years(抜粋)

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