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きょうの国内市況(10月29日):株式、債券、為替市場

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●日本株は上昇、米中通商協議への楽観と円安-金融や輸出高い

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  東京株式相場は上昇。米中協議に対する楽観的な見方が続く中、為替相場も円安方向で推移し業績の先行き期待が高まった。銀行や保険といった金融、輸送用機器や精密機器など輸出関連、鉄鋼など素材関連が高い。

  • TOPIXの終値は前日比14.25ポイント(0.9%)高の1662.68
  • 日経平均株価は同106円86銭(0.5%)高の2万2974円13銭

    • 一時2万3008円43銭と2018年10月11日以来の2万3000円台回復

  ちばぎんアセットマネジメントの奥村義弘調査部長は「米中問題への警戒感が一層和らぎ、相場の先高観が強まった。株価に出遅れ感がある銀行や保険など景気に敏感なバリュー株に資金が向かっている」と話した。

  • 東証33業種はその他金融、非鉄金属、精密機器、鉄鋼、保険、ガラス・土石製品、銀行、輸送用機器が上昇率上位
  • 空運、電気・ガス、陸運は下落

●債券は続落、日銀緩和期待はく落やオペ対象除外を警戒-スティープ化

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  債券相場は続落。米中通商協議合意の期待などを背景とするリスク選好の動きや日本銀行の追加緩和期待のはく落で中長期ゾーンへの売りが先行した。明日の国債買い入れオペで新発債が対象銘柄から外されるとの警戒感から超長期ゾーンにも売り圧力がかかり、利回り曲線はスティープ(傾斜)化した。

  • 新発10年国債利回りは前日比2ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.115%、新発20年債利回りは0.27%と、いずれも6月以来の高水準
  • 新発5年債利回りはマイナス0.235%、新発2年債利回りはマイナス0.20%と、ともに8月以来の水準まで上昇
  • 長期国債先物12月物の終値は23銭安の153円67銭。一時153円64銭と、日中取引ベースで8月1日以来の水準まで下落

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト

  • 中長期ゾーンは日銀オペへの依存度が高い中で、かなり減額されているため、海外金利上昇や緩和期待のはく落などで相場が崩れると、支えが弱く調整幅が大きくなりやすい
  • しっかりしていた超長期ゾーンも軟調になっており、フラットナーの取引を閉じる動きも推測される
  • 30日の残存10年超の日銀オペで新発20年債や30年債が対象から除外されることは想定しているが、市場の反応には不透明感もある
  • 前回のオペで新発30年債が除外された理由がはっきりせず、日銀がどういった対応をしてくるか分からない面もある

2年債入札

  • 最低落札価格100円62銭と、ブルームバーグがまとめた市場予想の中央値100円61銭を上回る
  • 応札倍率は4.81倍と前回の3.75倍から上昇。小さいと好調な入札を示すテール(最低と平均落札価格の差)は前回1銭2厘から昨年8月以来のゼロに縮小
  • SMBC日興の竹山氏
    • しっかりした結果、ショートポジションをカバーする需要があったのかもしれない
    • ただ、金融政策の見通しに自信が持てず、積極的に買う理由は見当たらない

●ドルは109円前後、FOMC待ち-米中合意期待で一時3カ月ぶり高値も

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=109円ちょうど前後。米中通商合意への期待からリスク選好ムードが広がる中、約3カ月ぶり高値を更新する場面も見られたが、きょうから始まる米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に小幅な値動きにとどまった。

  • ドル・円は午後3時20分現在、前日比ほぼ横ばいの108円99銭。仲値公示にかけて8月1日以来の高値109円07銭を記録
    • 5月以降で初めて200日移動平均線(109円06銭)を上回った後は伸び悩み
  • ポンド・ドルは0.1%安の1ポンド=1.2854ドル。欧州連合(EU)による英国のEU離脱延期承認を受けて上昇した海外市場の流れは一服

三井住友信託銀行ニューヨークマーケットビジネスユニットの持田拓也調査役

  • 米中交渉がうまく進んでいるとのトランプ米大統領の発言を受けたリスクオンで、ドル・円は上昇してきたが、FOMCを控えてここから積極的に買いにいくのは難しい
  • 米中も第一段階合意だけで、手放しに飛びついていいのか疑問。その観点からドル・円もこの辺りがいったんの上限かなという気がしている
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