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Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

対韓輸出管理、個別許可あり実務上それほど影響ない-梶山経産相

更新日時
  • お互い話し合えるような信頼醸成が大事-輸出管理巡る韓国との関係
  • ブルームバーグなど報道各社のインタビューで語った
Containers sit stacked on the Jacques Joseph container ship, operated by CMA CGM SA, berthed at a shipping terminal at dusk in Yokohama, Japan, on Thursday, July 11, 2019. Japan and South Korea plan to meet on Friday over Tokyo’s move to restrict vital exports to its neighbor, but neither has much political incentive to climb down from their worst dispute in decades.
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

梶山弘志経済産業相は29日、半導体材料などの韓国向け輸出管理厳格化の影響について、「手間の問題はある」とする一方、個別許可が行われており、「実務上、それほど影響がないのではないか」との認識を示した。

  ブルームバーグなど報道各社のインタビューで梶山氏は、韓国との間で「お互い話し合えるような信頼醸成、国際ルールをお互いしっかり守るというやり取りができるようにすることがまず大事」と指摘。貿易当局間のやり取りや韓国の世界貿易機関(WTO)提訴に基づく両国の協議を続けていくと述べた。

  日中韓やインドなど16カ国が参加する東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉については、11月1日にタイで開かれる閣僚会合では「論点が絞られてきている中で詰めの議論」が行われるとした上で、4日予定の首脳会議に向けて「できれば妥結できるような状況になってほしい」との期待を表明した。ただ経産相就任直後である自身の閣僚会合への出席については、国会の日程次第とした。

  関西電力の役員らが原発立地自治体の元助役から金品を受け取っていた問題では、年内をめどに進められている第三者委員会による調査について、「徹底してやってほしい」と要望。調査報告の時期が「遅れることを前提としない」としながらも、徹底した調査のため、「少し柔軟になることもあるかもしれないと推察する」との認識を示した。

  公選法違反疑惑で25日辞任した菅原一秀氏に代わり経産相に就任した梶山氏は、茨城県出身の64歳。日本大学卒業後、動力炉・核燃料開発事業団(現・日本原子力研究開発機構)を経て、父親の故梶山静六氏の秘書を務めた。2000年の衆院選で初当選し、現在7期目。17年に地方創生担当相として初入閣した。

(第3、4段落にインタビューの内容を追加して更新しました)
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