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米FAA、エアバスのA220検査強化を命令-エンジン不具合巡り

  • カナダ運輸省は同型機について飛行高度などの制限を指示
  • ルフトハンザ航空のスイス部門はエンジンの問題で一時運航停止

米連邦航空局(FAA)は欧州エアバスの新型単通路機A220について、飛行中にエンジン停止が相次いだことは「安全性にかかわる緊急課題」として、コンプレッサーの動翼列に亀裂がないかを調べる検査の強化を命じた。

  FAAの新たな命令は29日付の連邦広報に掲載される予定。26日にはカナダ運輸省が、A220の除氷装置がエンジン過熱を引き起こす恐れがあるとして、着氷気象状態の間は高度2万9000フィート超の飛行では全出力の94%にとどめ、3万5000フィートを超えない高度での飛行を指示している。

Airbus Unveil New A220 Aircraft

エアバスA220

撮影:クリストフ・モリン/ブルームバーグ

  A220はこの数カ月、搭載するプラット&ホイットニー製ギヤードターボファンエンジンが飛行中に停止する事態が数件起きた。ルフトハンザ航空のスイス航空部門は今月、「重大な」エンジンの問題でロンドン発ジュネーブ行きの便が行き先変更を迫られ、一時的に運航を停止した。ただ、その翌日には運航を再開している。

  動翼列の不具合によってエンジンの破片が飛び散り、機体を損傷する恐れがある。

  エアバスは昨年、A220プログラムの管理をカナダのボンバルディアから取得した。

原題:
U.S. Orders More Airbus A220 Inspections After Engine Failures(抜粋)

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