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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
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【米国株】S&P500が最高値更新、米中合意を楽観

更新日時

28日の米株式相場は続伸。米中が貿易を巡り合意に至るとの楽観の高まりに加え、好調な企業決算、米利下げ期待が追い風となった。米国債は続落。

  • 米国株は続伸、S&P500種とマイクロソフトが最高値
  • 米国債は続落、10年債利回り1.84%
  • NY原油は反落、供給だぶつき懸念で2週間ぶりの大幅安
  • NY金は下落、株高で逃避需要が後退

  トランプ大統領が中国との貿易合意署名に向けて予定より早く進んでいると述べた後、S&P500種株価指数は7月につけた終値ベースの最高値を上回った。米国防総省からクラウドコンピューティング・サービスの大型契約を受注したマイクロソフトは過去最高値を更新。新たな経営計画を発表したAT&T、仏LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンから買収案を提示されたティファニーも上昇した。一方、電力会社PG&Eはカリフォルニア州森林火災関連のリスクが嫌気されて大幅安。

  S&P500種株価指数は前週末比0.6%高の3039.42。ダウ工業株30種平均は132.66ドル(0.5%)高の27090.72ドル。ナスダック総合指数は1%上昇。ニューヨーク時間午後4時50分現在、米10年債利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.84%。

S&P 500 takes out its July record on trade-deal optimism

  アリアンツ・インベストメント・マネジメントのシニア投資ストラテジスト、チャーリー・リプリー氏は「あらゆる方面から楽観が強まり、株式は過去最高値に到達した」と語った。

  この日はまた、ジョンソン英首相が来年1月31日までの欧州連合(EU)離脱期限延長を受け入れたことで、合意なき離脱のリスクが取り除かれた。

  ニューヨーク原油先物相場は反落。米原油在庫増加の新たな兆候を受け、2週間ぶりの大幅な下げとなった。データ提供会社のジェンスケープによると、オクラホマ州の主要原油貯蔵拠点では原油在庫が先週150万バレル増加した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は85セント(1.5%)安の1バレル=55.81ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント12月限は45セント安の61.57ドル。

  ニューヨーク金相場は下落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.6%安の1オンス=1495.80ドル。金スポット相場も値下がり。貿易合意への楽観で米国株が最高値圏で取引され、金への逃避需要が後退した。

原題:U.S. Stocks Hit Record on Trade Hopes; Bonds Drop: Markets Wrap(抜粋)

Oil Falls on New Signs of Sizable U.S. Crude Stockpiles

Palladium Hits Record $1,800 as Clean-Air Rules Boost Demand

(第4・5段落に追加情報を挿入、相場を更新します)
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