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チリ大統領、内相や財務相ら主要3閣僚を更迭-抗議デモ沈静化を図る

  • 25日に100万人以上がデモ参加、格差縮小や大統領辞任を訴え
  • 大富豪出身のピニェラ大統領の支持率、14%に低迷-世論調査会社

10日間にわたり街頭デモが続くチリでは、ピニェラ大統領が内相、財務相、経済相の更迭を決定した。格差拡大に抗議し時に暴徒化しているデモは、中道右派の政権に変化をもたらした。

Sebastian Pinera

チリのピニェラ大統領

  主要閣僚の交代は、中道への政策路線変更を意味する。デモ参加者の声に耳を傾けていると語り沈静化を図ろうとしたピニェラ大統領だが、自身が大富豪であるだけに説得力に欠けている。

  今回のデモは地下鉄料金の値上げに抗議するデモが広がり、暴動や略奪へと発展。同大統領は秩序回復のため軍に出動を要請していた。25日には同国史上最大となる100万人以上がデモに参加してサンティアゴを平和行進し、不平等縮小と大統領の辞任、新憲法の起草を訴えた。

  世論調査会社カデムの先週の調べによると、ピニェラ大統領の支持率は14%に落ち込んでいる。

原題:Chile’s Pinera Fires Finance, Interior Ministers Amid Protests(抜粋)

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