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英HSBC、大々的な事業再編に着手へ-欧州事業やテクノロジー投資

  • 7-9月利益はアナリスト予想下回る、ROTE目標も撤回
  • 低収益事業縮小のため今後1年で大幅な費用を計上する見込み

英銀HSBCホールディングスは、ここ数年で最も大規模な事業再編に着手しようとしている。7-9月(第3四半期)利益がアナリスト予想を下回り、同行は低収益事業の縮小のため今後1年で大幅な費用を計上する方針を明らかにした。

  利益のほぼ90%をアジアで稼ぐHSBCは、欧州事業とテクノロジー投資で評価損を計上する見込みだ。同行は有形株主資本利益率(ROTE)目標も撤回した。8月に就任したノエル・クイン暫定最高経営責任者(CEO)は既に、投資銀行部門で削減を開始している。

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イーウェン・スティーブンソン最高財務責任者(CFO)

  クイン暫定CEOは発表文で「収入成長見通しの軟化を踏まえ、これらの事業のパフォーマンスを改善させるには以前の計画では不十分になった。そのため、事業モデル変更を加速させ、高い成長とリターンの機会が見込める分野に資本を移動させる」と説明した。

  テクノロジープラットフォーム刷新と中国本土事業拡大に約170億ドル(約1兆8500億円)を費やすとしていたフリント前CEO時代の投資の大部分は、評価額引き下げによって消失する可能性がある。

  イーウェン・スティーブンソン最高財務責任者(CFO)はブルームバーグとの電話で、「幾つかのことを再検討する必要があると思われる」とし、欧州事業の一部ののれん代や情報技術(IT)投資の償却が必要になるだろうとの見通しを示した。

Analysts Most Bearish on HSBC Since GFC

原題:HSBC Embarks on Massive Overhaul After Profit Misses Estimates(抜粋)

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