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きょうの国内市況(10月28日):株式、債券、為替市場

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●日経平均は6連騰、米中協議進展で輸出関連高い-食品など内需は安い

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  東京株式市場では日経平均株価が6連騰。米中通商協議の進展や英国の合意なきEU離脱への懸念が後退し、世界景気の先行きに対する厳しい見方が和らいだ。電機や機械などの輸出関連が買われ、市況高から非鉄金属も上昇。食品や陸運など内需関連は下落。

  • 日経平均株価は前週末比67円46銭(0.3%)高の2万2867円27銭-昨年10月10日以来1年ぶり高値
  • TOPIXは同0.01ポイント安の1648.43

  岩井コスモ証券投資調査部の有沢正一部長は、「米中協議に対する期待などで景気に対する過度に悲観的な見方が後退した。日本株にプラスであるものの、利益確定の売り圧力もある」と述べた。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げを「市場は織り込んだ。企業決算を見ながらの循環物色で、指数は横ばい圏で推移する」と同氏はみている。

  • 東証33業種はゴム製品や非鉄金属、電機、証券・商品先物取引、ガラス・土石製品、鉄鋼が上昇
  • 保険や食料品、不動産、建設、陸運は下落

●債券下落、中期ゾーン中心に売り優勢-マイナス金利深掘り見送り観測

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  債券相場は下落。新発2年物と5年物の国債利回りは8月以来の高水準を付けた。日本銀行が30、31日に開く金融政策決定会合でマイナス金利深掘りを見送るとの見方が強まり、これまで追加緩和を織り込んで買われていた中期債を中心に売りが優勢となった。

  • 新発10年債利回りは一時、前週末比1.5ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.135%に上昇
  • 新発2年債利回りは0.22%と8月6日以来、新発5年債利回りは一時0.25%と8月1日以来の水準にそれぞれ上昇
  • 長期国債先物12月物の終値は19銭安の153円90銭。一時153円86銭と9月半ば以来の水準まで下落

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

  • 海外金利上昇に加え、マイナス金利深掘りを見込んで中短期債を買った投資家が追加緩和観測後退で投げさせられている
  • 超長期ゾーンは30日に日銀買い入れオペ、31日に翌月の買い入れ運営方針を控えて警戒感が強い
  • 関西電力の問題や経済産業大臣の辞任、台風被害を受けて11月の衆院解散が相当困難になっており、日銀もあえてカードを切らなくて良いという判断に

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年超3年以下、3年超5年以下、5年超10年以下と、物価連動債
  • 買い入れ通知額は各ゾーンとも前回から据え置き

●ドル・円小幅高、米中進展期待のリスク選好ー英議会など控え上値限定

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  東京外国為替市場でドル・円相場は小幅上昇。米中通商協議の進展期待を背景にリスク選好のドル買い・円売りが優勢だったが、英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる今晩の議会や日米中銀会合を控え上値が重く伸び悩んだ。

  • 午後3時29分現在のドル・円は前週末比0.1%高の1ドル=108円75銭。一時108円79銭まで上昇したが、午後は上げ幅を若干縮小
  • ユーロ・ドルは0.1%高の1ユーロ=1.1087ドル、ポンド・ドルはほぼ横ばいの1ポンド=1.2826ドル

三井住友銀行の宇野大介チーフストラテジスト

  • 前週末に米中協議が良好な状況になりドルが強含んだ流れを引き継いでいる
  • 市場は良い材料を探る展開に変わりないが、東京市場で大きな動きが出るのは難しい
  • EU大使級会合で、英国の離脱期限延長が決まれば、テーマが12月の英総選挙の可能性に移るだろうが楽観的にはなれない
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