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米カリフォルニア州が非常事態宣言、山火事がワイン生産地に延焼

  • ワイン生産地ソノマ郡の住民20万人に避難命令、3万エーカーが焼失
  • 80棟近い建物と少なくとも1つのワイナリーが焼失、幹線道路も閉鎖

米カリフォルニア州北部の大規模な山火事「キンケード火災」が制御不能となる中、ニューサム州知事は27日、州全域に非常事態を宣言した。サンフランシスコ北部の有名なワイン生産地ソノマ郡の住民に避難命令が出されたほか、多くの住宅が焼失し、幹線道路が閉鎖されている。

  キンケード火災は電力会社PG&Eの送電線が23日夜に故障した後に発生。強風にあおられて火が燃え広がったソノマ郡では、住民約20万人が避難を余儀なくされ、80棟近い建物と少なくとも1つのワイナリーが火にのまれ、幹線道路101号線が閉鎖された。

Historic Evacuation Ordered in Sonoma County on Fire Risks

ソノマ郡ヒールスバーグのソーダロック・ワイナリーで消火活動に当たる消防士(27日)

撮影:Phil Pacheco / Bloomberg

  数マイル東では27日朝に別の火災が発生。州間高速道路80号線が閉鎖されたほか、クロケットの町に避難命令が出た。

  PG&Eは送電線からの発火を防ぐため91万8000の住宅と企業(約270万人に影響)を対象に計画停電を実施。エジソン・インターナショナル傘下のサザンカリフォルニア・エジソンは16万2000の顧客アカウントへの電力供給を停止すると警告している。

  キンケード火災により3万エーカー(約121.4平方キロメートル)が焼失。今のところ鎮火したのは10%にとどまっている。

Historic Evacuation Ordered in Sonoma County on Fire Risks

ヒールスバーグを襲ったキンケード火災(27日)

写真家:Phil Pacheco / Bloomberg

原題:
California in State of Emergency With Wine Country Fire Raging(抜粋)

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