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米中は貿易戦争やめ新たな道で合意を-著名エコノミストが連名で提言

  • ジョセフ・スティグリッツ氏らノーベル賞受賞者5人を含む37人
  • 世銀チーフエコノミストだった林毅夫、バス両氏も名を連ねる
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世界1、2位の経済大国である米国と中国に対し、貿易戦争をやめ、双方が共に国内経済政策の自由度を高める新たな道で合意するよう両国の著名エコノミストらが連名で呼び掛けた。

  中国で27日発表された共同声明で、ジョセフ・スティグリッツ、マイケル・スペンス両氏ら5人のノーベル賞受賞者を含む37人のエコノミストは貿易摩擦を減らすための議論について、経済モデルの集約につながる中国による大規模な経済改革、そうでなければ経済的ダメージをもたらす「デカップリング(分離)」といった解決策しか浮上しない2元的なものに終始していると不満を表明。

  米国はしばしば中国の産業政策を批判の対象としているが、将来の貿易関係に向けたより思慮深い枠組みであれば、中国に産業政策の追求余地を与えるとともに、自国の権益を中国の政策が損ねている場合、米国は的を絞った関税で対応することも可能だと論じた。

  声明は「われわれはこのアプローチが、想定され得る経済モデルの集約なしに、両国間貿易からの利益の大半を保持すると考えている」と主張。現行の世界貿易機関(WTO)ルールの下で米中双方の権利を拡大させることにはなるものの、現在の多国間制度にも準拠すると説明した。

  共同声明には、世界銀行のチーフエコノミストを務めた林毅夫(ジャスティン・リン)、カウシク・バス両氏も名を連ねている。

原題:Economists Call for Alternative Path to U.S.-China Trade Wars(抜粋)

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