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フォード格付け、ジャンク級に接近-S&Pが格下げ、執行リスク指摘

  • 長期発行体格付けを「BBB-」に引き下げ-見通し「安定的」
  • 中国と欧州でのフォード業績は「基準以下」と指摘

S&Pグローバル・レーティングは25日、米フォード・モーターの長期発行体格付けをジャンク級の一歩手前の「BBB-」に引き下げた。フォードが昨年着手した大規模な事業再編について、あまりにも進展が遅いと懸念している。

  格付け見通しは「安定的」とした。S&Pは中国と欧州でのフォード業績が「基準以下」だと指摘したほか、ジム・ハケット最高経営責任者(CEO)が事業てこ入れの取り組みで「執行面での大きなリスク」に直面していると分析した。

  ハケットCEOは110億ドル(約1兆2000億円)の費用を伴う世界規模の再編策を主導しており、同社は完了までに数年かかると説明している。新型モデル投入に支障が出て主力のスポーツタイプ多目的車(SUV)「エクスプローラー」の販売が低迷したことなどで、北米市場での7-9月(第3四半期)の利益率は縮小した。同CEOは数千人の人員削減や旧型SUVのラインアップ刷新、セダン撤退で業績を好転させることを目指している。

原題:
Ford’s Rating Inches Toward Junk at S&P on ‘Subpar’ Performance(抜粋)

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