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債券下落、中期ゾーン中心に売り優勢-マイナス金利深掘り見送り観測

更新日時

債券相場は下落。新発2年物と5年物の国債利回りは8月以来の高水準を付けた。日本銀行が30、31日に開く金融政策決定会合でマイナス金利深掘りを見送るとの見方が強まり、これまで追加緩和を織り込んで買われていた中期債を中心に売りが優勢となった。

  • 新発10年債利回りは一時、前週末比1.5ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.135%に上昇
  • 新発2年債利回りは0.22%と8月6日以来、新発5年債利回りは一時0.25%と8月1日以来の水準にそれぞれ上昇
  • 長期国債先物12月物の終値は19銭安の153円90銭。一時153円86銭と9月半ば以来の水準まで下落

市場関係者の見方

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

  • 海外金利上昇に加え、マイナス金利深掘りを見込んで中短期債を買った投資家が追加緩和観測後退で投げさせられている
  • 超長期ゾーンは30日に日銀買い入れオペ、31日に翌月の買い入れ運営方針を控えて警戒感が強い
  • 関西電力の問題や経済産業大臣の辞任、台風被害を受けて11月の衆院解散が相当困難になっており、日銀もあえてカードを切らなくて良いという判断に
日銀追加緩和期待の後退で金利上昇基調

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年超3年以下、3年超5年以下、5年超10年以下と、物価連動債
  • 買い入れ通知額は各ゾーンとも前回から据え置き
  • 備考:国債買い切りオペ一覧 (表)

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.220%-0.255%-0.140%0.250%0.395%不成立
前週末比+2.0bp+1.5bp+1.0bp+0.5bp+0.5bp
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