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Photographer: Yuriko Nakao

日経平均は6連騰、米中協議進展で輸出関連高い-食品など内需は安い

更新日時
  • 米中の通商交渉、さらに進展と米USTRが声明
  • EUは英離脱期限の3カ月延長を協議へ、TOPIXは小安い
The logo of Japan Exchange Group Inc. (JPX), the operator of the Tokyo Stock Exchange (TSE), is displayed on an electric board, seen through glass panels reflecting market indices, at the bourse in Tokyo, Japan, on Thursday, Dec. 17, 2015.
Photographer: Yuriko Nakao

28日の東京株式市場では日経平均株価が6連騰。米中通商協議の進展や英国の合意なきEU離脱への懸念が後退し、世界景気の先行きに対する厳しい見方が和らいだ。電機や機械などの輸出関連が買われ、市況高から非鉄金属も上昇。食品や陸運など内需関連は下落。

  • 日経平均株価は前週末比67円46銭(0.3%)高の2万2867円27銭-昨年10月10日以来1年ぶり高値
  • TOPIXは同0.01ポイント安の1648.43

〈きょうのポイント〉

  • 米中通商協議の第1段階で進展、仕上げに近づく-米通商代表部(USTR)声明
  • EUは英離脱期限の来年1月31日までの延長を検討
  • 米原油先物は0.8%高の1バレル=56.66ドル、銅などLME金属市況も高い
First Trading Day In Japan Following Golden Week Break

東証

Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

  岩井コスモ証券投資調査部の有沢正一部長は、「米中協議に対する期待などで景気に対する過度に悲観的な見方が後退した。日本株にプラスであるものの、利益確定の売り圧力もある」と述べた。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げを「市場は織り込んだ。企業決算を見ながらの循環物色で、指数は横ばい圏で推移する」と同氏はみている。

  TOPIXは前日終値付近で終始小動き、日経平均も日中値幅が65円65銭にとどまり、相場は明確な方向性が出なかった。

  米中協議への期待で25日の米10年債が下落。東海東京調査センターの仙石誠シニアエクイティマーケットアナリストは「リスクオンの相場で景気敏感株が買われ、内需ディフェンシブ株が売られる局面」と説明した。

  • 東証33業種はゴム製品や非鉄金属、電機、証券・商品先物取引、ガラス・土石製品、鉄鋼が上昇
  • 保険や食料品、不動産、建設、陸運は下落
1年ぶりの高値水準
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