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【米国株・国債・商品】S&P500が最高値近くで終了、貿易巡る楽観

25日の米株式相場は上昇。米中貿易協議で明るい兆しが見られる中、S&P500種株価指数は日中に一時、終値ベースの最高値を上回った。企業決算を見極める動きも続いた。

  • 米国株は上昇、ハイテクが主導-アップル最高値更新
  • 米国債は下落、10年債利回り1.80%
  • NY原油先物は4日続伸、需給引き締まり-米中協議進展の兆し
  • NY金先物はほぼ変わらず、米指標は低調も米中協議進展を意識

  株価は週間での上げ幅を拡大。米国と中国は通商協議「第1段階」の一部事項で仕上げ作業に近づいていると、米政府が明らかにした。インテルの強気な見通しを手掛かりに、テクノロジー株が上昇を主導。アップルは最高値を更新した。アマゾンは下げ幅を縮小。同社決算は減益となったものの、市場関係者の間からは長期成長見通しに関して前向きな見方が続いた。リスク選好ムードを背景に、米国債は下落。

  S&P500種は前日比0.4%高の3022.55。ダウ平均は152.53ドル(0.6%)上げて26958.06ドル。ナスダック総合指数は0.7%上昇。ニューヨーク時間午後4時34分現在、米10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.80%。

  株式投資家は米中交渉での進展の兆しを好感。世界的に市場を動揺させ、成長への重しになっている摩擦の緩和につながるとの期待が広がった。ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表とムニューシン米財務長官は25日、中国の劉鶴副首相と電話で協議した。トランプ大統領は「われわれは中国と非常にうまくやっている」とし、「中国は取引を切望している」と述べた。

  ロバート・W・ベアードのマネジングディレクター兼市場ストラテジスト、マイケル・アントネリ氏は「貿易戦争に関するニュースは改善が続いている」と指摘。「解決はしていないが、ニュースは好ましいものになっている。決算は市場が思っていたほど悪くない。このペースが続けば、決算はプラスの伸びに終わる可能性が非常に高い」と述べた。

S&P 500 climbs on trade optimism

  ニューヨーク原油先物相場は4営業日続伸。週間ベースでは約1カ月ぶりの大幅高となった。需給の引き締まりや、ホワイトハウスが米中貿易協議での進展を示唆したことが背景。米エネルギー情報局( EIA)が23日発表した週間統計によると、米原油在庫は6週ぶりに減少した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は43セント(0.8%)高の56.66ドルで終了。週間では5%超の上昇。ロンドンICEの北海ブレント12月限は前日比35セント上げて62.02ドル。

  ニューヨーク金先物相場はほぼ変わらずで終了。週間での上げ幅を縮小した。予想を下回る米経済指標は来週の米利下げ期待を補強するものとなったが、米中貿易協議での進展が意識された。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.1%未満上げて1オンス=1505.30ドルで終了した。一時は2週間ぶり高値を付ける場面もあった。

原題:S&P 500 Closes Near Record on Trade Optimism: Markets Wrap(抜粋)

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