コンテンツにスキップする

アマゾン、アナリストの大半は前向きな見解維持-減益で株価下落でも

米ネット小売り最大手アマゾン・ドット・コムの株価が25日の米市場で下落、一時は前日比4.8%安となった。7-9月(第3四半期)決算が四半期ベースで2017年以降で初の減益となり、10-12月(第4四半期)の見通しがアナリスト予想を下回ったことが響いた。

  決算を受け、ゴールドマン・サックス、RBCキャピタル・マーケッツ、ベアードなどのアナリストが同社の目標株価を引き下げた。それでも、アマゾンの長期成長見通しに対するウォール街の見解は引き続き、圧倒的に前向きだ。ブルームバーグの集計データによると、アマゾンへの投資判断は「買い」が54社、「ホールド」2社、「売り」ゼロとなっている。アナリストは、翌日配達サービスへの投資、広告、クラウド部門「アマゾンウェブサービス(AWS)」の貢献を期待している。

Shares fell in the wake of its third-quarter results

  アマゾン決算に対するアナリスト見解の一部は以下の通り。

ゴールドマン・サックス、ヒース・テリー氏

(投資判断「買い」、目標株価は2350ドルから2200ドルに引き下げ)

  AWSの減速で、競争面についての懸念がいくらか浮上。それでも引き続き、クラウドへの業務のシフトが比較的初期の段階にあることや、従来型小売業のウェブへの移行、広告事業の継続的な進展があることを信じる。アマゾンがセクター内で屈指のリスク・リワードを提供するとの見方を維持。

RBC、マーク・マハニー氏

(投資判断「アウトパフォーム」、目標株価は2600ドルから2500ドルに引き下げ)

  AWSにとってやや低調な四半期だったが、これは大企業への拡大と、おそらくは価格面の圧力も受けたためと考えられる。現時点ではAWSの成長と利益の見通しが最も注目に値するが、それ以外のアマゾン買いの論拠は健在だ。

ベアード、コリン・セバスチャン氏

(投資判断「アウトパフォーム」、目標株価は2150ドルから2080ドルに引き下げ)

  「プライム翌日配達のコストが織り込まれる中」、アマゾンは押し目で買うべき銘柄だ。成長の減速が示唆されたが、これが中核事業セグメントの大きなトレンドの変化を反映するとは考えない。

原題:
Amazon Analysts Keep the Faith as Stock Falls on Profit Drop (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE