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ドル・円は小じっかり、日米金融政策控え様子見ムード-108円台後半

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は小じっかり。商業決済が集中する五・十日仲値の公示に向けてドル買いが相場を押し上げたものの、その後は来週の日米の金融政策決定を控えて様子見ムードが広がった。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時7分現在、前日比0.1%高の1ドル=108円68銭。早朝に付けた108円58銭を安値に一時は108円70銭まで上昇する場面も
  • ユーロ・ドルは変わらずの1ユーロ=1.1107ドル。ユーロ・円は0.1%高の1ユーロ=120円70銭

市場関係者の見方

ドイツ証券外国為替営業部の小川和宏ディレクター

  • ドル・円は仲値に向けてドルが買われた以外に特に動意が無い。リスクオフではないため108円台で底堅いが、きょうは前日のレンジ内での動きにとどまってもおかしくない
  • 英国の欧州連合(EU)離脱問題は合意なき離脱はないにしても、この先の不確実性は残る。米中貿易問題は第一弾の部分合意はサインされそうだが、まだ不透明なまま
  • 来週は米連邦公開市場委員会(FOMC)が利下げ、日銀が据え置きとの見方が大勢。ポイントはFOMCで利下げ余地の有無についてどのようなコミュニケーションがあるか

あおぞら銀行の諸我晃総合資金部部長

  • きょうは五・十日で仲値にかけて実需筋のドル買いの流れとなったが、上値は重い。来週のFOMCや日銀会合など重要イベントを控えて、大きな方向感は出ないだろう
  • ドル・円は109円に近づけば戻り売りが出て上値が抑えられそう。実需のフローで上がったが、もう一段の上を目指すのは難しいだろう
ドル・円、レンジ感強まる

背景

  • 日本銀行は、金融市場の急変など日本経済に大きな悪影響が想定される出来事が起こらなければ、30、31日に開く金融政策決定会合では追加の金融緩和策を見送る方向で検討
  • 英の離脱再延期承認、EU様子見か-25日結論出ない公算と当局者
  • 29、30日開催の米FOMCでは、25ベーシスポイント(bp)の利下げがほぼ確実視されている
  • 今年3回目の米利下げ決定後、休止を示唆か。12月の利下げ見送りでシグナルの発信あるか、見解が分かれる-エコノミスト調査
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