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インテル、10ー12月期収益に強気見通し-データセンター需要回復

更新日時
  • データセンター向けの収益性の高いサーバー用チップの需要好調
  • 半導体需要は「基本的に堅調」、貿易摩擦の打撃見られず-CFO

インテルが24日に示した10-12月(第4四半期)売上高と利益の見通しは市場予想を上回った。米中通商対立が長引く中でも、クラウドコンピューディング用データセンターの半導体需要が回復しつつあることを示唆した。

  24日の発表資料によると、10ー12月期の売上高は約192億ドル(約2兆円)、純利益は1株当たり1.28ドル程度を見込む。アナリスト予想平均では、売上高は189億ドル、1株利益は1.16ドルだった。こうした強気な業績見通しを受け、株価は時間外取引で一時約3%高で取引された。 

  同業他社は米中通商対立の中でビジネスの難しさが増したと報告しているが、インテルはデータセンター向けの収益性の高いサーバー用チップの需要好調から恩恵を受けている。インテル製品の中で高額チップの売れ行きが好調で販売数量は微減でも売上高は伸びた。

  同社は向こう1年半で自社株を新たに200億ドル相当を買い戻す方針で、ボブ・スワン最高経営責任者(CEO)は成長プランを投資家がもっと信頼すべきだという同社の自信を映す動きだと説明した。。

  インテルの株価は決算発表後の時間外取引で一時56.95ドルに上昇。通常取引終値は52.23ドルだった。株価は年初来で11%上昇していた。

Competitive concerns, production delays have hurt Intel

  7-9月(第3四半期)の売上高は前年同期比ほぼ横ばいの192億ドル。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は180億ドルだった。純利益は60億ドル(1株当たり1.35ドル)で、市場予想は1.17ドルだった。粗利益率は58.9%。

  ジョージ・デービス最高財務責任者(CFO)はインタビューで、同社の半導体需要は「基本的に堅調だ」と述べ、同業他社とは異なり、インテルでは貿易摩擦による需要への打撃は見られていないと語った。

  スワンCEOとデービスCFOはアナリストに対し、競争環境の著しい変化は見られないと説明。スワンCEOはインテルにとって今年最大の問題は供給不足だったが、来年は工場生産量を拡大し、顧客が必要なチップを全て確保できるようにすると述べた。

原題:Intel Gives Bullish Forecast on Data-Center Chip Demand (2)(抜粋)

(CEOのコメントを追加し、株価を更新します)
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