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ドラギ総裁、最後の会合で金融緩和維持-インフレ達成できず退任へ

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は、退任前最後の会合で、金融緩和の継続を決めた。8年間の任期でユーロ圏の崩壊を防いだ同総裁だが、インフレ目標を達成することはできなかった。

  ECBは過去最低金利の維持と量的緩和(QE)再開を確認した。先月発表されたこのプログラムには一部の当局者から異例の反対表明があった。政策の実行の多くは後任のクリスティーヌ・ラガルド氏に委ねられる。同氏は24日の政策委員会にオブザーバーとして出席した。

  ドラギ総裁は任期中に一度も利上げをすることはなく、次々と起こる危機に対応し金融システムに流動性を注入し続けた。ユーロを守るために「何でもやる」と宣言したECB総裁として、また2013年以降に1100万人の雇用を創出した功績で歴史に名前が残るだろうが、ECBが第一の責務とする2%弱とのインフレ目標達成は実現できなかった。

「何でもやる」の名言残したドラギECB総裁

原題:Draghi Keeps ECB Stimulus in Last Act as Economy Stains Legacy(抜粋)

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