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ウォーレン上院議員躍進が「市場に唯一最大のリスク」-シトロン氏

  • ヘッジファンド運営シトロン氏、ウォーレン氏の税・規制に言及
  • 2月の予備選に向けウォーレン氏優勢ならS&P500は20%下落も

ヘッジファンドのディスカバリー・キャピタル・マネジメントの創設者ロブ・シトロン氏は、2020年米大統領選挙で民主党候補指名を目指すエリザベス・ウォーレン上院議員の台頭が「市場にとって唯一最大のリスクだ」と指摘した。

  シトロン氏は23日にトロントで開かれたC4Kインベスターズ・コンファレンスで、「ウォーレン氏が来年2月の予備選に向けてリードすれば、S&P500種株価指数は10、15、20%下落すると思う」と発言。「規制や税制、さまざまな事柄に関する彼女の多くの政策は、この国の従来の政策とかなり異なる」と指摘した。

  マクロ重視のヘッジファンド会社ディスカバー(運用資産25億ドル=約2700億円)を率いるシトロン氏は、民主党がトランプ現大統領の対抗馬の選出準備を進める中、先行きに波乱を見込んでいる。ウォール街では富裕層税や国民皆保険制度、プライベートエクイティ(PE、未公開株投資)規制を提唱するウォーレン議員の人気上昇が先行き不安を招いている。

  シトロン氏は民主党左派の台頭観測に市場は備えていないと指摘。同氏は無党派を自称し、大統領候補をめったに支持しないが、2012年大統領選では共和党候補ミット・ロムニー氏に献金していた。

原題:
Warren Is ‘Single Biggest Risk for the Market,’ Citrone Says (1)(抜粋)

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