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ウィー支援のソフトバンクGが9カ月ぶり安値、アナリストは割安強調

  • 一時3.2%安と1月30日以来の水準に、1カ月半ぶりの3日続落
  • 孫社長はタイガー・ウッズ、ZOZO創業者の前沢氏と23日にゴルフ
Key Speakers at SoftBank World Event Day 2
Photographer: Akio Kon/Bloomberg
Key Speakers at SoftBank World Event Day 2
Photographer: Akio Kon/Bloomberg

経営難の米ウィーワークに対する巨額の金融支援を決めたソフトバンクグループ株に売りが続いている。出資額の大きさや将来的な評価損の可能性が懸念される中、一時9カ月ぶりの安値を付けたが、主要アナリストの間では株価は割安との声が引き続き優勢だ。

  24日の株価は一時前日比3.2%安の4057円と1月30日以来の安値を更新。3日続落は9月4日以来、1カ月半ぶりだ。

株価は自社株買い発表前の水準まで下落

  ソフトバンクGは23日、シェアオフィス事業を手掛けるウィーワークの支援策を発表。50億ドル(約5400億円)を貸し付けるほか、既存株主から最大30億ドルの株式を公開買い付け(TOB)した上で15億ドル相当を出資し、株式の保有比率を80%程度まで高める。議決権の過半は保有せず、ウィーワークは連結子会社とはしない。

  みずほ証券の堀雄介アナリストはリポートで、金融支援がソフトバンクGの負債増か、保有資産の売却で行われるかどうかに注目。さらに、ウィーワークを含むビジョンファンド投資先の第2四半期決算における評価損の可能性にも言及した。

  一方で、それらを含めても同社の事業別価値を積み上げたサム・オブ・ザ・パーツ(SOTP)と照らし、株価に割安感があるとみている。野村証券の増野大作アナリストも、投資ファンド事業の損益悪化リスクを指摘しつつ、現状の株価はリスクを相当織り込んだ水準で、底入れを探る展開との予想を維持した。

  ウィーワークへの金融支援が発表されたその日、ソフトバンクGの孫正義社長はタイガー・ウッズ選手やZOZOの創業者である前沢友作氏らと千葉県のゴルフ場でプロアマ戦に出場。前沢氏がツイッターに投稿した。孫氏がオーナーを務めるプロ野球の福岡ソフトバンクホークスは読売ジャイアンツを破り、日本シリーズを制した。

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