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日銀:地域金融機関中心に信用コスト増、景気悪化局面でのリスク留意

日本銀行は24日発表した金融システムリポートで、金融機関の信用コスト率が地域金融機関を中心に上昇に転じていると指摘した上で、将来の景気悪化局面での信用コスト増が収益に及ぼす影響に留意が必要との見方を示した。

  将来にわたって金融システムの安定性を維持するために、金融機関同士の統合・提携や他業態とのアライアンスも有効な選択肢の一つになり得るともした。

地域金融機関に関する主な内容
  • 地域金融機関を中心にミドルリスク企業向け、不動産業向けなどの貸し出しに関する脆弱(ぜいじゃく)性に引き続き注意が必要 
  • ミドルリスク企業向け貸し出しについては、低水準ながら信用コストが増加し始めている 
  • 信用コスト増加の背景は、一部不振企業の経営再建の遅れや近年の貸し出し増加の過程における一部審査や管理の緩みなどがある 
  • 地域金融機関は足元の信用コストの反転増加などを受け、収益確保の観点から有価証券投資面のリスクテイクをさらに推し進める可能性もある 
  • 金融機関の経営効率性を測る修正オーバーヘッドレシオ( OHR)は地域金融機関で上昇傾向続く-業態平均は地銀が70%程度、信用金庫が80%程度 
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