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フォード、通期利益見通し下方修正-インセンティブや製品保証費増加

  • 通期利益見通しを5億ドル引き下げ65億ー70億ドルに
  • 主力「エクスプローラーの新型モデル出荷に支障

モデルチェンジしたスポーツタイプ多目的車(SUV)「エクスプローラー」の展開に苦戦している米フォード・モーターは、通期利益見通しを5億ドル(約540億ドル)下方修正した。ジム・ハケット最高経営責任者(CEO)が主導する110億ドル規模の事業再建策が奏功するにはさらに時間がかかることを示唆するものだ。

  フォードは通期のEBIT(利払い・税引き前利益)見通しを65億ー70億ドルと、従来の70億ー75億ドルから引き下げた。製品保証関連費の増加や北米でのインセンティブ(販売奨励金)拡大、中国での販売低迷が背景にある。株価は通常取引後の時間外取引で一時6%安の8.66ドルとなった。

  ただ7-9月(第3四半期)は一部のアナリスト予想ほど悪くなかった。調整後1株利益は34セントで、アナリスト予想平均の26セントを上回った。自動車事業の売上高は2%減の339億ドルで、予想平均(340億ドル)にはわずかに届かなかった。

Ford declines after cutting its outlook

  ハケットCEOが業績回復の鍵と位置付けているエクスプローラーの新型モデルの販売が7-9月期にほぼ半減した。シカゴの工場が人員の問題を抱え、新型モデル出荷に支障が生じている。インセンティブ拡大の影響により、フォードの売上高の3分の2余りを占め、極めて重要な北米市場での7-9月期の利益率は8.6%と、前年同期比で0.2ポイント低下した。

Ford declines after cutting its outlook

原題:
Ford Cuts Guidance on Higher Costs From Incentives, Warranties(抜粋)

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