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マイクロソフトの売上高と利益、市場予想上回る

更新日時
  • クラウドサービスの需要は引き続き堅調だが伸びは鈍化
  • オフィス365の売上高は7-9月期に25%増加
Microsoft Corp. logo, center, hang beside an illuminated iCloud icon at the CeBIT 2017 tech fair in Hannover, Germany.
Microsoft Corp. logo, center, hang beside an illuminated iCloud icon at the CeBIT 2017 tech fair in Hannover, Germany. Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg
Microsoft Corp. logo, center, hang beside an illuminated iCloud icon at the CeBIT 2017 tech fair in Hannover, Germany.
Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg

米マイクロソフトが23日発表した7-9月(第1四半期)決算では、売上高と利益がアナリスト予想を上回った。クラウドコンピューティング・プログラム「Azure(アジュール)」と生産性ソフト「Office(オフィス)」のオンライン版の需要が追い風となった。

  23日の発表文によると、7-9月期の利益は107億ドル(約1兆1600億円)、1株当たり1.38ドルに増加した。ブルームバーグが集計した1株利益のアナリスト予想平均は1.24ドル。売上高は前年同期比14%増の331億ドルで、市場予想平均の322億ドルを上回った。

  サティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)は過去5年間をクラウド事業の構築に費やしてきた。アジュールの売上高は7-9月期に59%増加したが、前四半期の64%増やその前の四半期の73%増から伸びは鈍化した。こうした伸び悩みを受けて同社は利益率の改善や、アマゾン・ドット・コムのウェブサービス部門と競合するアジュールでの大型契約獲得に取り組んでいる。同社の他の主要クラウドビジネスであるサブスクリプションベースの「オフィス365」の法人顧客向け売上高は25%増加した。

 マイクロソフトの株価は決算発表後の時間外取引でほぼ変わらず。通常取引終値は137.24ドルだった。

  7-9月期のコマーシャルクラウド収入は36%増の116億ドル。利益率は4ポイント拡大し66%。「アジュールの粗利益率の実質的改善が要因だ」と同社はウェブサイトに掲載したスライド資料で説明した。

  エイミー・フッド最高財務責任者(CFO)はコマーシャルクラウド事業の収益性について、今四半期と今年度も改善が続くと予想。ただ、時間とともにアジュールが同事業において占める割合が増えることから、「収益性の数字に圧力が強まるだろう」と述べた。

  PCメーカー向けのウィンドウズ販売は9%増。タブレット端末「サーフェス」は4%減。年末商戦向け新モデルを発表したことなどが響いた。

原題:Microsoft Sales, Profit Top Estimates on Cloud; Azure Slows (2)(抜粋)

(CFOのコメントなどを追加して更新します)
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