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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米国株が小反発、決算に注目-原油は続伸

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Pedestrians walk along Wall Street in front of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Monday, Oct. 15, 2018. U.S. stocks fell along with the dollar as political tensions added to a growing list of investor concerns.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

23日の米株式相場は小幅に反発。一連の企業決算に注目が集まった。米10年債は上げを消した。

  • 米国株は小反発、アップルは最高値更新-半導体は安い
  • 米国債は上げを消す、10年債利回り1.76%
  • NY原油先物は続伸、米原油在庫が予想外に減少
  • NY金先物は反発、英EU離脱巡る混乱で逃避需要

  S&P500種株価指数は3000台で引けた。アップルが最高値を更新。モルガン・スタンレーが同社の目標株価を引き上げた。ボーイングを中心にダウ工業株30種平均も上昇。同社は737MAXの生産が大幅増加するとの見通しを示した。キャタピラーも高い。需要に合わせて生産を縮小する姿勢が好感された。一方、フィラデルフィア半導体株指数は約2%安。テキサス・インスツルメンツ(TI)が前日夕に示した業績見通しが市場予想に届かなかったことを嫌気した。

  S&P500種は前日比0.3%高の3004.52。ダウ平均は45.85ドル(0.2%)上げて26833.95ドル。ナスダック総合指数は0.2%上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りはほぼ変わらずの1.76%。

  米中摩擦の継続で信頼感が弱まる中、相次いで発表される企業決算は世界経済の強さを測る指標となる。TIは貿易摩擦で顧客が一段と慎重になっていると警告。キャタピラーは顧客の購入が減速している理由として「経済的な不確実性」が高まっていることを挙げた。

  ワシントン・クロッシング・アドバイザーズのシニアポートフォリオ・マネジャー、ケビン・キャロン氏は「決算におけるモメンタムはかなり急激に減速したため、業績の伸びに対してあまり大きな期待はない」と指摘。「米国外の減速に関する懸念を示す証拠が明らかに増えている」と述べた。

Texas Instruments plunges on forecast, takes chip index with it

  ニューヨーク原油先物相場は続伸。ほぼ1カ月ぶりに一時1バレル=56ドルを付けた。米エネルギー情報局( EIA)の週間統計で米原油在庫が予想外に減少し、需要が強まりつつあることが示唆された。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は1.49ドル(2.7%)高の55.97ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント12月限は1.47ドル上げて61.17ドル。

  ニューヨーク金先物相場は4営業日ぶりに上昇し、1週間ぶりの大幅高となった。英国の欧州連合(EU)離脱を巡る混乱で逃避先資産の需要が支えられた。チリなどで今週、抗議デモが起きたことも不確実性を高めた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.6%高の1オンス=1495.70ドルで終了した。

原題:Stocks Rise After Earnings; Treasuries Erase Gains: Markets Wrap(抜粋)

Oil Climbs After Surprise Decline in U.S. Crude Stockpiles

PRECIOUS: Gold Advances Amid Brexit Turmoil, Drop in Yields

(第4-5段落を追加し、更新します)
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