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トランプ米大統領、トルコ制裁を解除へ-停戦順守と判断

更新日時
  • クルド人武装勢力への攻撃を再開すれば制裁が再度科される
  • 大統領は自画自賛も、政権の判断への批判が超党派で再燃する可能性

トランプ米大統領は先週発動した対トルコ制裁を解除すると明らかにした。同国がシリアでの停戦合意を順守したと判断した。

  トランプ氏は23日、「われわれが不満に思うようなことが起こらない限り、制裁は解除される」との声明を発表した。

  トルコがクルド人武装勢力への攻撃を再開する場合は、制裁が再度科されることになると同大統領は指摘した。米政府は14日にトルコへの制裁を発動。制裁対象には同国の3閣僚も含まれていた。

  トランプ氏は停戦持続について自らの「非伝統的な」外交政策アプローチが奏効したことを示すものだと発言。ただ今回の決定を受けて、シリア北部からの米軍撤収を決めた米政権の判断に対する批判が超党派で再燃する可能性が高い。

  22日にはトルコのエルドアン大統領とロシアのプーチン大統領がトルコと国境を接するシリア北東部地帯からのクルド人勢力排除で合意。これに関して米下院外交委員会のマッコール筆頭理事(共和)はシリア情勢に関する23日の公聴会で「暴力行為や大混乱の広がりで利益を得るのは米国の敵対者しかいない。それはプーチン大統領やアサド大統領、テロを支援するイランの独裁政権、その地域や世界中のイスラム過激派だ」と指摘した。

原題:Trump Says U.S. Lifting Turkey Sanctions as Cease-Fire Holds(抜粋)

(4段落目以降に米議員の発言などを追加して更新します。)
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