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ロシア、トルコ首脳がシリアに緩衝地帯設置で合意-クルド勢力排除へ

  • 両国はトルコ・シリア国境付近を共同で哨戒・監視
  • トルコ国境から30キロ以内の地域からのクルド勢力撤退を支持

ロシアとトルコは22日、シリア北部のトルコ国境沿いに緩衝地帯を設置する軍事作戦で合意した。両国は共同で哨戒(しょうかい)・監視を行うほか、同地帯から少数民族クルド人の武装勢力を排除するためにシリア軍と協調して行動する計画。

SYRIA-TURKEY-CONFLICT-KURDS

トルコ国境に近いシリアの町タルアブヤドのトルコ軍装甲車(20日)

写真家:ゲッティイメージズのBakr Alkasem / AFP

  ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領はロシアのソチで、6時間余りにわたった協議を終え、23日正午から開始する予定の同作戦で合意したと発表した。

  エルドアン大統領は共同記者会見で、「われわれはプーチン大統領と、シリアの領土・政治の保全とシリア難民の帰還で歴史的覚書を交わした」と発言。一方、プーチン大統領は、「シリア・トルコ国境で進展しているかなり深刻な状況の解決」に役立つ「重大」な決定に至ったと説明した。

  この発表は、米国の働き掛けで実現したトルコ軍とクルド人武装組織、人民防衛隊(YPG)の5日間の停戦が失効する数時間前に行われた。エルドアン大統領はYPGをテロリストと呼んでいるものの、YPGは米軍と共に過激派組織「イスラム国」(IS)と戦った。

  トルコ国防省は23日午前の声明で、「ソチでの合意にはトルコ国境の治安と、トルコ国境から30キロメートル以内の地域からのYPGの撤退を支持する条項が盛り込まれている」とし、「現時点では、既存の作戦地域外での新たな作戦を実行するさらなる必要性はない」と説明した。

Turkey’s Frontline

Erdogan wants to force Kurdish militia away from the border

Sources: Conflict Monitor by IHS Markit, areas of control as of Sept. 30, 2019; Office of the Turkish President

原題:Putin, Erdogan Strike Deal on Joint Patrols of the Syria Border(抜粋)

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