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ハッセンスタブ氏の新興国債券ファンド、モーニングスターが格下げ

  • テンプルトン新興国債券ファンドの評価を「ニュートラル」に下げ
  • 範囲の狭い投資はリスクの集中と問題発生時の損失増大につながる

花形運用者のマイケル・ハッセンスタブ氏が運用するフランクリン・リソーシズの新興市場債ファンドが、モーニングスターによって格下げされた。アルゼンチン資産急落以降9%の損失を出したことを受け、モーニングスターは集中投資のリスクを指摘した。

  22日の発表によると、モーニングスターは101億ドル(約1兆1000億円)規模の「テンプルトン新興国債券ファンド」のアナリスト評価を「ブロンズ」から「ニュートラル」に引き下げた。ニュートラルは下から2番目の格付けで、「傑出したリターン」、「深刻なアンダーパフォーム」のいずれの可能性も低いとの評価を示すという。

  モーニングスターのアナリスト、パトリック・ゲー氏は、「過去のウクライナや最近のアルゼンチンの例のように、範囲の狭い投資はリスクエクスポージャーの集中と問題発生時の損失増大につながる」と指摘した。

Templeton Emerging Markets Bond Fund fell 9% after Argentina election

  テンプルトンの広報担当者は、同社のグローバルマクロ戦略の狙いは、「異なる資産クラス間で高い相関性のあるリスクに対応するための分散投資を提供できるポートフォリオの構築」だとコメントした。

原題:Hasenstab Emerging-Market Fund Hit by Morningstar Rating Cut (2)(抜粋)

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