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Photographer: Bloomberg/Bloomberg

米国株が反落、ハイテク安い-英離脱も不透明

更新日時
A trader points to monitor displaying an S&P 500 Index (SPX) chart on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Friday, Feb. 16, 2018. U.S. equities headed for the best week in six years as the rebound in global equities pushed into a sixth day. The dollar strengthened after a five-day selloff and Treasuries climbed.
Photographer: Bloomberg/Bloomberg

22日の米株式相場は反落。英国では欧州連合(EU)離脱協定案を速やかに実現させる計画が議会で阻止され、離脱を巡る不透明感が広がった。一連の米企業決算も注目を集めた。

  • 米国株は反落、ハイテク安い-エネルギーは上昇
  • 米国債は上昇、10年債利回り1.76%
  • NY原油先物は反発、OPECと非加盟国が減産検討との報道
  • NY金は上昇、英採決が離脱巡る一段の混乱示唆

  S&P500種株価指数は下げに転じる展開。テクノロジー株が下げて、エネルギー銘柄の上げを相殺した。フェイスブックとネットフリックスが売られ、ナスダック100指数を押し下げた。一方、決算発表を23日に控えたボーイングはS&Pグローバル・レーティングスによる信用格付け見通しの引き下げにもかかわらず、上昇した。

  S&P500種は前日比0.4%安の2995.99。ダウ工業株30種平均は39.54ドル(0.2%)下げて26788.10ドル。ナスダック総合指数は0.7%下落。ニューヨーク時間午後4時52分現在、米10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.76%。

  オークブルック・インベストメンツのピーター・ジャンコブスキス共同最高投資責任者(CIO)は「英国は貿易パートナーとして中国ほど大きくはないものの、貿易面での不安定の度合いはある程度高まる」と指摘。「英EU離脱の全般的な状況は欧州全体に及ぶ。それを今、目の当たりにしている。英国だけにとどまらず、欧州全体の足を引っ張ることになる」と述べた。

  今週はS&P500種構成企業の約2割が決算を発表する。これまでに発表された業績は総じて予想を上回り、企業が成長減速や貿易戦争を乗り切っているとの確信を投資家に与えた。一方、米中摩擦の悪影響が続く中、アナリストらは来年の見通しを引き下げている。

  ニューヨーク原油先物相場は反発し、過去1週間余りで最大の上げ。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国が12月の会合で減産拡大を協議するとの報道が背景。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は85セント(1.6%)高の1バレル=54.16ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント12月限は74セント上げて59.70ドル。

  ニューヨーク金相場は上昇。ジョンソン英首相の計画が英議会で阻止され、離脱に向けた取り組みがさらに長引くことが示唆された。ニューヨーク時間午後2時55分現在、金スポット相場は0.2%高の1オンス=1490.80ドル。これより先、ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.1%未満下げて1487.50ドルで終了した。

原題:Stocks Decline on Brexit Vote as Pound Slumps: Markets Wrap(抜粋)

Oil Advances on Report OPEC, Allies to Discuss Deepening Cuts

PRECIOUS: Gold Rises as U.K. Vote Signals More Brexit Turmoil

(第4-5段落を追加し、更新します)
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