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米中古住宅販売、9月は3カ月ぶり低水準-価格上昇

更新日時

全米不動産業者協会(NAR)が発表した9月の米中古住宅販売件数は前月比で減少し、3カ月ぶりの低水準となった。低い住宅ローン金利や着実な賃金上昇に支えられ住宅不動産は最近伸びていたが、価格上昇によって伸びが抑制された。

キーポイント
  • 中古住宅販売件数(季節調整済み、年率)は前月比2.2%減の538万戸
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は545万戸
    • 前月は550万戸(速報値549万戸)に修正
  • 中古住宅価格(中央値)は前年同月比5.9%上昇の27万2100ドル
    • 前年比での上昇率としては昨年1月以降で最大

U.S. home sales cooled by largest gain in median price since early 2018

インサイト

  • 住宅用不動産が勢いづくのが難しいことを今回の販売件数減少は浮き彫りにした。売り出し物件が限られていることから、提示価格の上昇が継続。賃金上昇と約3年ぶり低水準の借り入れコストの効果を相殺している
  • 中古住宅の在庫は前年同月比2.7%減の183万戸-9月の在庫としては記録が残る1999年以降で最少
    • 前年比での減少はこれで4カ月連続
  • NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏:
    • 「住宅市場はバランスが取れていない状況だ」
    • 販売は減少しており、「価格は上昇する一方だ」

詳細

  • 全米4地域すべてで販売は減少。中西部は前月比3.1%減。南部では2.1%減って3カ月ぶり低水準。西部では0.9%減少
  • 販売に対する在庫比率は4.1カ月。前月は4カ月だった
  • 統計の詳細は表をご覧下さい

原題:U.S. Existing-Home Sales Fell in September as Prices Climbed (1)(抜粋)

(統計の詳細を追加し、更新します)
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