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ノバルティス、利益見通しを再び引き上げ-「ゾルゲンスマ」好調

  • 一部項目を除いた今年の利益は10%台半ば~後半の伸びとなる見込み
  • ゾルゲンスマ製造で日欧当局から追加的な問い合わせ-CEO

スイスの製薬会社ノバルティスは今年3回目となる利益見通しの引き上げを行った。遺伝子治療薬「ゾルゲンスマ」などの新薬の好調なスタートを反映させた。

  同社はまた売上高見通しも上方修正。主力の乾癬(かんせん)治療薬「コセンティクス」と新しい乳がん治療薬「ピクレイ」の7-9月(第3四半期)売上高が予想より良かった。

  米食品医薬品局(FDA)が脊髄性筋萎縮症(SMA)の遺伝子治療薬として承認したゾルゲンスマの7-9月売上高は1億6000万ドル(約174億円)とアナリスト予想を上回った。

  バス・ナラシムハン最高経営責任者(CEO)は記者団との電話会見で、ゾルゲンスマの製造について欧州および日本の当局から追加的な問い合わせを受けたことを明らかにした。

  同CEOはゾルゲンスマに絡んだ問題のあるデータへの調査に関連する問い合わせではないと説明。ノバルティスはゾルゲンスマが5月に米国で承認される前にデータの不規則性について当局に報告すべきだったとの批判を受けていた。

  ナラシムハンCEOによれば、ノバルティスは今、欧州の判断は2020年1-3月(第1四半期)になると見込んでいる。日本における決定は来年1-6月(上期)と想定しているという。  

  ノバルティスが22日発表した資料によれば、一部項目を除いた今年の利益は10%台半ばから後半の伸び率となる見込み。

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原題:Novartis Boosts Forecast Again as New Gene Therapy Shines (1)(抜粋)

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