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UBSの富裕層向け部門に157億ドル流入-預かり資産は過去最高

  • 資産運用部門には241億ドルの新規資金流入-7~9月期
  • 投資銀行部門の再編で10-12月期に約1億ドルの費用計上へ
Spy Scandal Leaves UBS Group AG With A Headache
Photographer: Stefan Wermuth/Bloomberg
Spy Scandal Leaves UBS Group AG With A Headache
Photographer: Stefan Wermuth/Bloomberg

スイスのUBSグループが22日発表した7-9月(第3四半期)決算によると、富裕層顧客からの新規資金流入は157億ドル(約1兆7000億円)に上った。今年同行入りし主要な資産運用事業のてこ入れを目指すイクバル・カーン氏には追い風となる。

  富裕層向けのグローバルウェルスマネジメント部門の預かり資産は過去最高の2兆5000億ドルに達した。資産運用部門では241億ドルの長期資金が流入した。

  利益はアナリスト予想を上回ったが、UBSは投資銀行部門の再編で10-12月(第4四半期)に約1億ドルの費用を計上すると発表。金利低下で融資事業の利益が昨年に比べて悪化する見通しも示した。

  セルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)は「収益性を高めるための取り組みを続けている」と資料でコメントした。

セルジオ・エルモッティCEO

Source: Bloomberg)

  グローバルウェルスマネジメント部門はUBSの最大部門で、昨年の収入と税引き前利益は投資銀行部門の2倍強だった。今年7ー9月期の税引き前利益は2%減少。純金利収入や手数料収入が減った。

UBSの7-9月期決算のポイント:
  • 純利益は10億5000万ドル。予想は9億7100万ドルだった
  • 営業利益は4.6%減の70億9000万ドルと、4四半期連続減
  • グローバルウェルスマネジメント部門の調整後税引き前利益は2%減の9億1900万ドル
  • 投資銀行部門の調整後税引き前利益は59%減の2億300万ドル
  • 資産運用部門の調整後税引き前利益は6%増の1億3500万ドル
UBS shares seen to open higher on earnings beat

原題:UBS Adds $16 Billion From Rich Clients as Assets Hit Record (1)(抜粋)

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