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債券は反発、海外金利低下や超長期債への買いで-20年債入札を見極め

更新日時

債券相場は反発。英国の欧州連合(EU)離脱問題を巡る不透明感を背景に米国の長期金利低下が時間外取引で低下したことを受けて買いが優勢となった。一方、超長期債はあすの20年債入札を控えて売りが先行した後、投資家の買いが優勢となり、下げ幅を解消する展開となった。

  • 長期国債先物12月物の終値は前営業日比7銭高の154円14銭と、8営業日ぶりに上昇。取引終了にかけて11銭高の154円18銭まで上昇
  • 新発2年債利回りは1ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.255%、新発5年債利回りは0.5bp低いマイナス0.275%
  • 新発20年債利回りは一時0.26%、新発30年債利回りは一時0.425%と、いずれも6月以来の高水準を付けた後、0.25%、0.41%に下げる
  • 新発10年債利回りは横ばいのマイナス0.14%。一時はマイナス0.135%と、8月1日以来の水準まで上昇

市場関係者の見方

バンクオブアメリカ・メリルリンチの大崎秀一チーフ金利ストラテジスト

  • 英EU離脱問題の行方が不透明で、一方的に債券が売られる感じではない。海外市場で金利が低下する可能性もある
  • 日本銀行のマイナス金利深掘りが完全にないとも言えず、短いゾーンは比較的小じっかり
  • 一方、超長期債は24日の20年債入札を控えて、日銀オペからカレント債が除外される可能性が意識されて売られる場面もあったが、押し目では投資家の買いが待っている感ある
新発20年物国債利回りの日中取引推移

背景

  • 英EU離脱、再延期の見通し-議会が短期審議を否決
  • 22日の米10年国債利回りは4bp低い1.76%程度。この日の時間外取引では1.74%付近まで低下場面

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.250%-0.275%-0.140%0.250%0.410%0.445%
前営業日比-0.5bp-0.5bp横ばい横ばい-0.5bp-1.0bp
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