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ボーイング大幅続落、「弁解の余地ない」とも-3社が投資判断下げ

ボーイングの株価は21日も大きく下げた。旅客機737MAXに関するリスクがさらに高まったとして、少なくとも3社のアナリストが投資判断を引き下げたことが響いた。737MAXについては、機体の認証取得手続き中、その後の墜落事故原因の一つとされるソフトウエアの性能にパイロットが懸念を示していたことが分かったと先週末に報じられた。

  UBSはこの報道について、「情報開示が不完全である可能性を高め、その認識を強めた。本質的に、さらに多くの資金と信用、時間を危うい状態にするものだ」とリポートで指摘。投資判断を「買い」から「中立」に、目標株価を470ドルから375ドルにそれぞれ引き下げた。

  ボーイングの株価は21日の米国市場で一時5.7%安。先週末18日からの下落率はこのままいけば12%超と、2営業日として3月以来の大幅安となる。

Analysts see new 737 Max risk

  クレディ・スイスのアナリスト、 ロバート・スピンガーン氏は先週末のこの報道について「弁解の余地はない」とリポートでコメント。「最近明るみに出た話を踏まえると、ボーイング株をもはや擁護できない。新たに分かった事柄は投資家のリスクを大幅に高める」と指摘した。

  同社は投資判断を「アウトパフォーム」から「中立」に、目標株価を416ドルから323ドルにそれぞれ引き下げた。

  ベアードは向こう2年間の「製造リスクが高まった」として、投資判断を「アウトパフォーム」から「中立」に、目標株価を445ドルから342ドルに引き下げた。

原題:Boeing Slumps Again as Analysts See Renewed 737 Max Risk (2)(抜粋)

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