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ドル・円は小幅高、株高が下支えー英EU離脱問題警戒でポンド安い

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は小幅高。日本株が上昇したことを背景にリスクオンの流れからやや買い戻しが優勢になった。一方、英国の欧州連合(EU)離脱問題をめぐっては不透明感が残っておりポンドは安い。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時51分現在、前週末比0.1%高の108円51銭。一時108円29銭と15日以来の水準に下落の場面も
  • ポンド・ドル相場は前週末比0.4%安の1ポンド=1.28930ドル。ポンド・円は0.3%安の1ポンド=140円31銭

市場関係者の見方

三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジスト

  • 英議会の採決延期を受けた英首相のEUへの離脱延期申請は合意なき離脱の可能性が低下したとの解釈から若干のリスクオンにつながった。ボールはEU側に打ち返された状態で、各国の反応を見極めないといけない
  • 楽観する理由はないが無茶苦茶な展開にもならないだろうとの見方から、ポンド売りの動きも限られ、ドル・円もホバリング状態に入っている

SBI証券債券営業支援室の相馬勉室長

  • 英議会の採決延期にもかかわらず、ドル・円は108円を割り込まず底堅い。これまで何度も似たプロセスを歩んできたので、市場に学習効果が働いているのかもしれない
  • さすがにロンドン時間に入ればポンドやドル・円が下げて始まる可能性はありそう

ドル・円は欧州市場での材料待ちに

背景

  • 英首相がEU離脱延期を申請、下院が合意案承認を保留-EUは対応協議へ
    • 10月末の英EU離脱目指し闘うジョンソン首相、今後予想される展開
    • 英政府は「合意なき」EU離脱準備を加速-EUはさらなる延期容認か
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  • 日経平均株価は前週末比0.3%高で取引を終了
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