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Photographer: Tomohiro Ohsumi/Getty Images

日本株は上昇、米中協議楽観や景気回復期待-銀行など金融や素材高い

更新日時
  • 米中貿易協議は第1段階の合意に向け前進-中国・劉副首相
  • 英政府はEU離脱延期を申請、売買代金は2週ぶり低水準
TOKYO, JAPAN - AUGUST 26: Pedestrians are reflected in an electronic stock board outside a security firm on August 26, 2019 in Tokyo, Japan. Japanese stocks dropped and the yen climbed against the U.S. dollar after U.S. President Donald Trump said Friday he would raise tariffs on $550 billion in Chinese imports. (Photo by Tomohiro Ohsumi/Getty Images)
Photographer: Tomohiro Ohsumi/Getty Images

21日の東京株式相場は上昇。米中通商協議の楽観に加え、先週末の米国で長短金利差が拡大し景気回復期待も高まった。銀行や証券などの金融株、鉄鋼や非鉄金属など素材関連株が高い。

  • TOPIXの終値は前営業日比6.61ポイント(0.4%)高の1628.60-3日ぶり反発
  • 日経平均株価は56円22銭(0.2%)高の2万2548円90銭-続伸し年初来高値

〈きょうのポイント〉

Inside the Tokyo Stock Exchange As Banks Continue Rally Following Yields Spike

東証

  東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジストは「先週末の米2年債利回りと10年債利回りのスプレッドは9月以降で最大となった。米中摩擦が悪化を免れていることもあり、市場は景気回復を織り込み始めた」と語った。米国でグロース株売り・バリュー株買いの動きが出たことから、国内でも金融などバリュー株には買いが入りやすいと同氏は指摘していた。

  日本時間21日の米S&P500種Eミニ先物は小高く推移し、英EU離脱問題の影響は限られた。CLSA証券の釜井毅生エグゼキューション・サービス統括本部長は「3年以上の動きでもあり、投資家はニュースの影響を小さくみているようだ」と述べた。

  あすの祝日休場を前に手控えムードが強く、東証1部売買代金は1兆5304億円と2週ぶりの低水準。「EUが認めなければ合意なき離脱になる。市場は好転を織り込んだ後だけに、不透明感からリスクプレミアムが上昇する可能性がある」と東海東京調査の平川氏は話していた。

格差が拡大
  • 東証33業種では証券・商品先物取引や建設、鉄鋼、その他金融、非鉄金属、サービスが上昇
  • 海運や医薬品は下落
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