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ドル・円小安い、英EU離脱めぐる議会採決控え様子見-108円台半ば

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は小幅安。英国と欧州連合(EU)は前日に離脱条件の修正で合意に達したが、英議会での採決を19日に控え、結果への不透明感から相場全体が様子見ムードだった。中国の7-9月期国内総生産(GDP)が市場予想を下回ったことも重しとなった。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時18分現在、前日比0.1%安の108円57銭。これまでのレンジは108円52銭から108円69銭
  • ポンド・ドルは前日比0.3%安の1ポンド=1.2859ドル。ポンド・円は0.4%安の1ポンド=139円56銭

市場関係者の見方

クレディ・アグリコル銀行の斎藤裕司外国為替部長

  • 週末に英議会でEU離脱案の採決を控えていることや中国のGDPが予想を下回ったことを受けて、ドル・円は弱含み
  • 英議会がEU離脱案を否決すればリスクオフとなるためポンド・ドルも下落している
  • 英議会がEU離脱案を可決すればドル・円の上値めどは109円50銭ー110円00銭、否決され離脱期限延長申請となればリスクオフとなり下値めどは10月初めの106円50銭を見込む

CIBC証券金融商品部の春木康部長

  • ドル・円は株高を受けたリスクオンの流れが下支えの一方、上値では実需勢の売りが構えて重しに
  • 目先はあすの英EU離脱をめぐる議会採決がどうなるかが焦点でドル・円は蚊帳の外
  • 英議会採決で合意が得られれば、週明けにポンドは年初来高値更新も
今週のドル・円相場

背景

  • 英国とEUは17日、離脱条件の修正で合意。19日に予定される下院の採決で新たな離脱案が承認される必要
    • 英領北アイルランドのプロテスタント強硬派、民主統一党(DUP)は支持できないとしており、承認の先行きは不透明
  • 中国経済の7-9月(第3四半期)GDPは前年同期比6%増と市場予想の6.1%を下回り、1990年代前半以来の小さな伸びにとどまった。4-6月(第2四半期)は6.2%増
  • 日経平均株価は前日比40円高で取引を終えた。米10年国債利回りは時間外取引で前日比ほぼ変わらずの1.74%付近で推移
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