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【NY外為】ポンド乱高下、離脱協定案の採決控え地合い不安定

更新日時

17日のニューヨーク外国為替市場では、ポンドが上昇。大きく乱高下した末に小幅な上昇を維持した。英国と欧州連合(EU)が合意した離脱協定案の英議会採決を19日に控え、ポンド一段高への期待が後退した。ドルは下落。資源国通貨などの上げが目立った。

  • ポンドは対ドルで一時5カ月ぶり高値を付けた。英国とEUが離脱協定案で合意に達したとの報道を受けて、リスクテーク意欲が強まった。その後は下げに転じた後、わずかに持ち直した。英議会が協定案を承認するのかどうかは不透明な状況だ
    • 協定案の議会採決は、可決に7票足りず敗れることになるだろうと、英ブックメーカーのスポーティング・インデックスは17日予想した
    • 悪い結果に対するヘッジの動きが進んでおり、オプション市場ではポンドの1カ月物リスクリバーサルがここ1週間弱で過去最高水準から6カ月ぶり低水準に変化した。これはブルームバーグが2003年に記録を開始して以降、最大の変動
  • ドルは7月以来の安値。低調な米経済指標やリスクセンチメントの高まりが背景
    • ニューヨーク時間午後4時32分現在、ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.4%下落。7月25日以来の低水準を付け、200日移動平均線を割り込んだ。ドルは主要10通貨に対して幅広く売られた。一方、オーストラリア・ドルは上昇率トップ
  • 10月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は低下。9月の米鉱工業生産指数では、製造業生産が5カ月ぶりの大幅なマイナスとなった
    • シカゴ連銀のエバンス総裁は最大限の雇用が本当はどのような水準なのか、米金融当局は「追究」するべきだと述べた
  • ポンドは対ドルで0.3%高の1ポンド=1.2875ドル
  • ドルは対ユーロで0.5%安の1ユーロ=1.1125ドル。対円では0.1%下げて1ドル=108円64銭

欧州時間の取引

  ポンドが5カ月ぶり高値。英国とEUが離脱協定案で合意したことがきっかけ。ドルは約2カ月ぶり安値。オーストラリアの失業率低下を手掛かりに、オセアニア通貨は上昇。

原題:Pound Whipsawed by Brexit Sentiment; Dollar Slumps: Inside G-10(抜粋)

Pound Rallies, Dollar Falls as Brexit Deal Done: Inside G-10

(相場を更新し、欧州時間の取引を追加します)
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