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米鉱工業生産指数:製造業が5カ月ぶり大幅低下-GMストが影響

更新日時

9月の米鉱工業生産指数(製造業、鉱業、公益事業の生産を対象、季節調整値)のうち、製造業生産は5カ月ぶりの大幅なマイナスとなった。ゼネラル・モーターズ(GM)の労働者ストライキや世界的な需要低迷、貿易戦争が押し下げ要因となった。

キーポイント
  • 製造業の生産は前月比0.5%低下
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は0.3%低下
    • 前月は0.6%上昇(速報値0.5%上昇)に修正
  • 自動車・同部品を除くベースの製造業生産は0.2%低下
    • 前月0.7%上昇
  • 全体の鉱工業生産は前月比0.4%低下
    • 前月は0.8%上昇(速報値0.6%上昇)に上方修正
Output at U.S. factories slumped in September on GM work stoppage

インサイト

  • 複数の要因が重なり、製造業生産の減速につながっていることが浮き彫りになった。GMの全米自動車労組(UAW)によるストの影響は工場だけにとどまらず、サプライチェーンにも拡大。製造業者は中国との関税合戦や世界的な需要低迷、国内投資の抑制といった課題にも直面している
  • GMとUAWがスト終結に向け暫定合意に達したことに伴い、製造業生産は今月か来月には持ち直す可能性も
  • 自動車・同部品の生産は4.2%低下-1月以来の大幅マイナス
  • 一次金属や機械、プラスチックの生産も低下

詳細

  • 鉱業の生産は1.3%低下-過去3カ月で2度目のマイナス
    • 石油・ガス田の掘削が5.5%低下-第3四半期(7-9月)では年率27.1%低下
  • 公益事業は1.4%上昇-3カ月連続でプラス
  • 鉱工業設備稼働率は77.5%に低下-前月は77.9%
    • 製造業の設備稼働率は2年ぶり低水準の75.3%-GMのストを反映
  • 統計の詳細は表をご覧下さい

原題:
U.S. Factory Output Falls Most in Five Months on GM Strike (1)(抜粋)

(統計の詳細を追加し、更新します)
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