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トランプ氏、トルコ大統領に「タフガイ」や「愚か者」になるなと警告

  • 9日付の書簡で「良い事をしなければ悪人の烙印を押される」
  • 数千人を殺害すればトルコ経済破綻させるとトランプ氏
トランプ大統領

トランプ大統領

Photographer: Alex Wong/Getty Images North America
トランプ大統領
Photographer: Alex Wong/Getty Images North America

トランプ米大統領がトルコのエルドアン大統領に宛てた書簡で、「良い取引を実現させるため取り組む」ことを促す一方で、「タフガイ」や「愚か者」にならないよう警告していたことが分かった。

  トランプ大統領は今月9日付の書簡で、「もしあなたが正しく人道的な方法でやり遂げるなら、あなたは歴史的に高く評価されるだろう。しかし良い事をしなければ、あなたは悪人の烙印(らくいん)を押される」と述べた。同書簡に関してはFOXビジネスネットワークが先に報じ、ホワイトハウスが確認している。

  ホワイトハウスは6日、トランプ大統領とエルドアン大統領の電話会談後、シリア北部で間もなく開始する軍事作戦について米軍は支援や関与をしない方針を示した。トランプ大統領はシリア北部の少数民族クルド人勢力を支援していた駐留米軍の撤収を発表した。

  トランプ大統領はまた同書簡で、トルコに拘束され2018年に帰国したアンドルー・ブランソン牧師に言及しつつエルドアン大統領に、「あなたは数千人殺害の責任を負いたくないだろうし、私はトルコ経済を破綻させる責任を負いたくない。しかし私はそうするつもりだ。ブランソン牧師を巡り既に前例を示した」と言明した。

  トランプ大統領はブランソン牧師の釈放を促すため、トルコからの金属輸入への関税を2倍にしてリラ安を加速させたほか、同牧師の拘束に関与したエルドアン大統領の側近に金融制裁を科した。

  トランプ大統領は16日、ホワイトハウスで記者団に、この書簡は自分がエルドアン大統領のシリア侵攻に「ゴーサイン」を出していなかったことを裏付けると語っていた。

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トルコ国境沿いのシリアの町ラスアルアイン近くの道路に立つ女性(10月16日)

写真家:ゲッティイメージズによるデリール・スレイマン

原題:Trump Warns Erdogan Not to be ‘Tough Guy’ or ‘Fool,’ Seeks Deal(抜粋)

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