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シリア情勢巡る協議が決裂-トランプ氏激高、ペロシ議長らは途中退席

  • トランプ氏がペロシ氏を侮辱したとシューマー民主党上院院内総務
  • ペロシ氏ら民主党指導部が政治的理由で退席したと共和党は主張

トルコ・シリア情勢について協議するためホワイトハウスで16日行われたトランプ大統領と議会指導部の会合は、大統領に侮辱の言葉を浴びせられたとされるペロシ下院議長が他の民主党指導者と共に途中退席し、決裂した。

  ペロシ議長は会合後、シリアから米軍を撤収させるトランプ氏の決定を非難する決議案にこの日の採決で129人の共和党議員が賛成票を投じたことに大統領は「動揺」したようだと述べた上で、大統領が「メルトダウン」を起こしたため退席したと説明。シューマー民主党上院院内総務は、大統領が「ひどく不快な批判」でペロシ議長を侮辱し、民主党指導部は席を立ったと述べた。

Trump Meets With Members Of Congress On Situation In Turkey

ペロシ下院議長(中央、10月16日)

Photographer: Alex Wong/Getty Images

  この協議に詳しい民主党関係者が匿名で語ったところでは、マティス前国防長官が13日のNBCインタビューで、米国が圧力を加え続けなければ過激派組織「イスラム国」(IS)は「再び台頭する」と発言したことにシューマー氏が言及するとトランプ氏は激高し、マティス氏は「世界で最も過大評価された将軍」だと述べ、イスラム国打倒はマティス氏ではなく自分の功績だと述べたという。

  一方、共和党議員らはペロシ、シューマー両氏が政治的な理由で退席したと主張。マッカーシー下院院内総務は、ペロシ氏が「会合を実りなきものにしようとして、またもや会合を飛び出した」と述べ、「残念なことに議長はあらゆるものを政治に利用しようとしている」と主張した。

  マッカーシー氏は、会合では双方が熱くなったと認めた上で、トランプ大統領がペロシ氏を侮辱したとするシューマー氏の発言に異議を唱えなかったものの、ペロシ氏の行動は「不適切」だったと語った。

  トランプ大統領はその後、同会合でペロシ氏が立って話している写真をツイッターに投稿し、「イライラしたペロシ氏の錯乱したメルトダウン!」とのキャプションを付けた。

原題:Pelosi Cites Trump ‘Meltdown’ as GOP Blasts Syria Reversal(抜粋)

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