コンテンツにスキップする

EUとの離脱協議、「期待が持てそうな印象」と英中銀総裁

更新日時

イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁は16日、「グローバルでも英国でも、景気下降に金融政策が十分対応できない可能性があるシナリオが確かに描ける」とした上で、「われわれはグローバルな流動性のわなのかなり瀬戸際にある」と述べ、財政政策が景気にけん引力を提供できるだろうとの見解を示した。

  カーニー総裁は米ハーバード大学での講演後の質疑応答で、マイナス金利について「イングランド銀行のツールキットに含まれるとわれわれは考えていない」と説明。英金利の実質的下限がゼロを上回るがそれに近い水準であるとの認識を明らかにした。

  カーニー氏はその一方で、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長とトランプ政権との関係を巡り、同議長が「政治的圧力によって決定を行うことは決してないだろう」と発言した。英国と欧州連合(EU)との離脱協議についての質問には、実態に直接通じているわけではないと強調しながらも、「過去数日の折衝の全般的な状況は期待が持てそうな印象だ」と語った。

原題:Carney: General Posture On Brexit Talks Has Been Encouraging(抜粋)

(質疑の詳細を追加して更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE