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ドル・円は108円台後半、英EU離脱協議見極めで小動き-ポンド反落

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=108円台後半で小幅な値動き。欧州時間にEU(欧州連合)首脳会議を控えて、英国のEU離脱(ブレグジット)協議の行方を見極めようと様子見姿勢が広がった。ポンドは、英領北アイルランドのプロテスタント強硬派、民主統一党(DUP)が現在の提案を支持できないと発表したことを受けて反落。

  • ドル・円は午後3時50分現在、前日比ほぼ変わらずの108円75銭。ここまで108円65銭から108円83銭とわずか18銭の値動き
  • ポンドは対ドルで一時0.6%安の1ポンド=1.2750ドル、対円で一時0.7%安の1ポンド=138円63銭
  • 豪ドルは上昇。豪失業率の改善を好感し、対円で一時0.5%高の1豪ドル=73円86銭前後
ブレグジットにらみ

市場関係者の見方

FXプライムbyGMOの上田眞理人常務取締役

  • ブレグジットに関しては何も合意できていない。期待感でドル・円は買われ過ぎた感もある
  • 輸出企業もアグレッシブに売っているわけではないが、108円半ばを超えてからコンスタントに出ているので、なかなか109円トライとはならない

みずほ証券の金岡直一シニアFXストラテジスト

  • ブレグジットについてある程度想定され得るマーケットフェーバーな結果を織り込みにいっているが、EU首脳会議は満額回答にならない可能性
  • ドル・円が200日線(109円08銭)を抜ければ、テクニカル的には110-112円ぐらいまで見えてくるが、そこまでユーフォリア的なリスクオンの地合が続くかどうかだ

背景

  • EU首脳会議は17日午後にブリュッセルで始まる
    • 英EU離脱合意は交渉担当者間で成立せず、問題残るとEU外交筋
    • DUPは17日、税関などで提案を支持できないとツイッターを通じて発表
  • 9月の豪雇用統計では失業率が5.2%と前月から0.1ポイント低下
    • 雇用者数変化は前月比1万4700人増と市場予想を若干下回るも、正規雇用が2万6200人増加
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