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ファーウェイ、5G政策未定のインドに賭ける-長期見据え政府に協力

  • ファーウェイ・インドの陳明傑CEOがインタビューに答えた
  • インド政府からの「否定的なフィードバックは一切ない」

米国などの一部市場から締め出されている中国の華為技術(ファーウェイ)は、インドでの第5世代(5G)移動通信機器の顧客獲得に賭けている。米国はファーウェイ製品の利用回避を各国に求めているが、インド政府はまだ対応を決めていない。

  5G移動通信ネットワーク機器で世界最大手のファーウェイによれば、同社の対インド投資は続いており、同社製品が中国政府による海外でのスパイ活動に使われているとの米国の主張に対処するためインド政府に協力している。

  ファーウェイ・インドの陳明傑(ジェイ・チェン)最高経営責任者(CEO)はニューデリーでの15日のインタビューで、「インド政府への関与でわれわれが採用しているアプローチは非常に透明かつ直接的、協力的だ」と説明。その上で「全てのルールと規制、全てのコンプライアンス(法令順守)を守ることに完全にコミットしている」と述べた。

  インド政府はまだ5G周波数帯の入札日程を定めていないが、契約者数で中国に次ぐ規模の移動通信市場であるインドはファーウェイの投資にとって焦点の1つとなっている。

  陳CEOは、ファーウェイを避けるようトランプ政権は他国に要請しているが、同社の製品はインド移動通信ビジネスのエコシステムと技術開発に引き続き不可欠だと指摘。「ファーウェイの不在でこのエコシステムが壊れるようなことがあれば、ファイナンス面のみならず技術開発にとっても損失となる」と語った。

  ファーウェイは16日、これまでに世界で60件を超える5G商業契約を結んだと発表。今年1-9月期については、売上高が前年同期比24%増の6108億元(約9兆3600億円)、純利益率は8.7%となった。スマートフォン出荷台数は前年同期比26%増の1億8500万台。

  ファーウェイのインド戦略は長期的だとする陳CEOによると、「インド政府との関わりで否定的なフィードバックは一切ない」という。「ファーウェイがインド政府に歓迎されると確信している」と話した。

原題:Huawei Woos No. 2 Wireless Market as India Sits on 5G Fence (1)、Huawei Jan.-Sept. Sales Rise 24% Y/y to 610.8B Yuan(抜粋)

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