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【NY外為】ポンド上昇、英離脱巡る情報は錯綜-ドル指数低下

更新日時

16日のニューヨーク外国為替市場では、ポンドが上昇。英国の欧州連合(EU)離脱合意の可能性を巡る情報が錯綜(さくそう)する中、上げ下げを繰り返した後で買いがやや優勢となった。ドル指数は一時、約2カ月ぶりの低水準。短期金融市場が織り込む今月末の利下げ確率が高まった。

  • ポンドは一時、ドルに対して1%安。離脱合意に向けて楽観的な兆しもあったが、その後、英・EU双方から16日中の合意成立の可能性について否定的な見方が聞かれた。
    • 北アイルランドのプロテスタント強硬派、民主統一党(DUP)のフォスター党首は、離脱に関する最新提案への反対を取り下げるとの一部報道を「ナンセンスだ」と一蹴
    • EUは、合意に向けて英国が動かない限り離脱合意は不可能だとの認識を示していると、当局者が明らかにした
  • ブルームバーグ・ドル指数は一時0.3%低下の1202.90と、8月13日以来の低水準。100日移動平均(1203.88)を下回った。ドルは午後に入って主要10通貨の大半に対して下落
    • オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)は、10月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合での27ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)利下げを織り込んでいる。12月会合まででは計36bpの利下げを織り込む
    • 米地区連銀経済報告(ベージュブック)は、米景気の勢いが鈍化しているとの認識を示した
    • 9月の米小売売上高は前月比0.3%減と、予想に反して減少。市場予想は0.3%増だった
    • トランプ大統領は、11月にチリで開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で中国の習近平国家主席と会談するまで、米中の貿易合意が署名されることは恐らくないだろうと語った
  • ニューヨーク時間午後5時5分現在、ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%低下
  • ドルは円に対して0.1%安の1ドル=108円76銭
  • ポンドは対ドルで0.4%高の1ポンド=1.2832ドル。ユーロはドルに対して0.4%上げて1ユーロ=1.1072ドル

欧州時間の取引

  ブルームバーグ・ドル指数が小幅に上昇。英国のEU離脱交渉や米中通商協議の進展を巡り懸念が広がる中、リスクの高い資産が売られた。円は主要10通貨全てに対して上昇。米議会が「香港人権・民主主義法案」を可決させた場合、中国政府は報復することを示唆した。

原題:Pound Swings Amid Brexit Uncertainty, Dollar Slumps: Inside G-10(抜粋)

Dollar Gains Amid Cautious Mood as Pound Pulls Back: Inside G-10(抜粋)

(相場を最新にし、欧州時間の取引を追加して更新します)
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