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Photographer: Joshua Roberts/Bloomberg

多くの企業が経済成長見通しを引き下げた-米地区連銀経済報告

更新日時
Birds fly past the Marriner S. Eccles Federal Reserve Board building in Washington, D.C.
Photographer: Joshua Roberts/Bloomberg

米連邦準備制度理事会(FRB)が16日公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)では、米景気がここ数週間で「わずかなペースから緩慢なペース」で拡大したと判断された。米経済への認識を緩やかに下方修正した。

  ベージュブックは「調査対象企業はおおむね景気拡大が続くと予想しているが、多くの企業が向こう6-12カ月の成長見通しを引き下げた」と指摘した。

  今回のベージュブックは、10月7日までに地区連銀12行が集めた情報を基にクリーブランド連銀がまとめた。それによると、製造業活動は鈍化傾向が続いた。企業は「長引く貿易摩擦と世界的な景気減速が企業活動への重しとなった」と報告した。

  一方、家計支出は「堅調」で、非金融サービスの活動は「着実に拡大した」と記述されている。

  企業は引き続き労働者不足を報告。勢いが減速している製造業セクターでさえ、レイオフに踏み切らないという。「より長期的な労働者確保への不安を募らせた企業は、従業員数でなく労働時間の削減を選ぶようになっている」と、ベージュブックは指摘した。

  物価上昇ペースは大半の地区で緩慢だとされた。小売業者と製造業者は投入コストの上昇を指摘しており、このうち小売業では「コスト増加分を顧客に転嫁することが比較的うまくいっている」と記した。

原題:
Fed Says Many Businesses Temper Outlook for Economic Growth(抜粋)

(第3段落以降に詳細を追加して更新します)
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