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9月の欧州自動車販売は急増、前年同期の落ち込みの反動か

  • ドイツはリセッション懸念、英国の合意なきEU離脱も販売の重しに
  • 合意なきEU離脱なら英市場の需要は最大15%減少も-LMC

欧州の自動車販売は9月に大幅に増加したが、これは業界の長期的苦境の小休止というよりも、前年同期との比較に関係したものだ。

  欧州自動車工業会(ACEA)の16日の発表によると、9月の欧州連合(EU)と欧州自由貿易連合(EFTA)域内の新車販売台数は前年同月比14%増加し129万台。昨年9月は新たな排ガス試験法の導入期限を前にメーカー各社が新モデルの投入を急いだ反動で落ち込んでいた。

  自動車メーカーは欧州経済の減速に見舞われており、域内最大の市場であるドイツはリセッション(景気後退)に陥る恐れがある。英国の消費者はEU離脱交渉の行方を見守っている。

  LMCオートモーティブはリポートで、両国の9月の販売は「期待外れだった」とし、英国はわずか1.3%の増加にとどまったと指摘。英国が合意なきEU離脱となれば、欧州2位の規模を持つ同市場で需要が最大15%減少する恐れがあると予測した。

Wild Ride

September European car demand data is skewed by low base effects

Source: European Automobile Manufacturers Association

原題:
European Car-Sales Jump Masks Gloomy Outlook Blighted by Economy(抜粋)

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