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J&Jや薬品卸売りがオピオイド訴訟で和解提案、計2兆円超-関係者

  • J&Jは40億ドル、マケッソンなど卸売業者は180億ドル支払い提案
  • テバは150億ドル余りのジェネリックを無償提供する案を提示

ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は、オピオイド系鎮痛剤の販売を巡る全ての訴訟を決着させるため40億ドルを支払うことを提案した。複数の医薬品メーカーや医薬品卸売業者が参加し、総額が200億ドル(約2兆1700億円)を超える見込みの幅広い和解合意の一環となる。

  同提案に詳しい複数の関係者が協議の非公開を理由に匿名で語ったところによると、医薬品卸売りのマケッソンカーディナルヘルスアメリソースバーゲンは全てのオピオイド訴訟決着へ合わせて180億ドルを支払う和解案を提示した。医薬品卸売業者の提案については米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が15日に先に報じていた

  同関係者によれば、これら医薬品卸売り3社とJ&Jは州司法長官のグループとの協議で提案を行った。オピオイド訴訟ではクリーブランドで最初の連邦レベルの審理が近く開かれる予定。

  同関係者によると、全米規模の訴訟に直面するテバファーマスーティカル・インダストリーズは全ての訴訟を決着させるため、オピオイド過剰摂取に対応する薬を含むジェネリック(後発薬)を150億ドル余り無償提供することを提案した。

  全ての提案が受け入れられた場合、医薬品卸売り3社とテバが主要な被告であるため、クリーブランドの連邦裁判所の審理は延期になる公算が大きいという。

  J&Jの広報担当アーニー・ニュウィッツ氏は「以前述べたように、われわれはこれらを決着させるため和解を含む全ての実行可能な選択肢に引き続きオープンだ」と電子メールでコメントした。

  テバとアメリソースバーゲン、カーディナルヘルスの広報担当者はいずれもコメントを控えた。マケッソンの広報担当者はコメントの要請に返答していない。

原題:J&J Makes $4 Billion Opioid Offer as Distributors Seek Deal (2)(抜粋)

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